同人サークルって、どんなのよ?いったい、どんなことやってるの?という方にお送りする、ぶっちゃけとーく。それが「音屋も楽じゃない」である。不定期更新です。
…証紙と郵便事故
ところで、郵便局で申込書を郵送するとき、私は常に証紙を張ってもらうように頼んでいる。通常、切手に消印をしてもらう訳であるが、郵便局では切手以外に証紙を貼り付ける方法もとられている。証紙とは(おそらく一度はお目にかかったことがあるであろうが)、金額と日付がその場で入る紙の事で、窓口のみで貼り付けることができるものである。その理由は、ひとつの事件による。題名をつけるならば、「証紙と郵便事故」とでも言うべきか・・・。
あれは一昨年の夏コミの申し込みだったような気がする。あの当時、サークルメンバーにコミケのスタッフとよしみを通じている人間がおり、その御仁よりスタッフ用の申し込み封筒(通称:青封筒)を使って参加申し込みをしていた。コミケは通常、予定ブースの数よりも参加を希望するサークルの数が多いために抽選をすることになっている。青封筒とは、その抽選をせずに当選する優先権を保持する封筒なのである。
「おまえらピンク色だろう!このブルーの封筒が目に入らぬかっ!」
「へへぇ~」
みたいな感覚である。
そんな青封筒を使っての申し込みであるが、郵便局に封筒を出しに行くと、郵便局の人はお金を受け取り、証紙を張ってホイっと郵便の箱に入れたのである。
その1ヶ月後、事件は明るみに出た。ある日、郵便局長なる方がAGFのコーヒー詰め合わせとともに現れたのである。手荷物のは青い封筒。・・・って、それって、申込書じゃんっ!何故それが今ここに!
郵便局長曰く、どうも郵便局内の箱の隙間にこいつが挟まっていたらしい。ぶっちゃけたところ、通常の切手ならその日の消印を押してごまかして郵送してしまうところであるが、運の悪いことに(私にとっては運の良かったことに)その封筒に貼られていたのは証紙である。証紙は当初より日付が印字されているため、ごまかすことができない。そんなわけで、差し出した本人に謝りに行く・・・ということになったらしい。
しかし・・・だ。いかにAGFのコーヒー詰め合わせがうまかったとしても(大学に持って行って、半年はおいしくいただいたわけであるが)、許されるはずがない。というか、私の夏をそこで消すわけにいかないのである。郵便局長としては、差出人に手紙を戻し、謝罪することで事を終えようと思ったのであろうが、そうは問屋が卸さない。慌てて、その郵便物を突き返したのである。
「そちらから、世田谷代沢の郵便局に連絡を取って、宛先の担当者に事情を説明していただけませんか?」
さすがの郵便局長もこれには目を曇らせたが、悪いのはそちら側。こちらも死活問題だから一歩も譲るわけにいかない!
「でも・・・しかし・・・その・・・」
特定郵便局の局長さん。たたき上げというわけでもなく生まれた時に郵便局長になると決まっていた人。少なくとも通常の郵便局の局長より場数を踏んでいるとはいえないのである。
「このままでは、私が困るんです。何とかしてください」
と、もうひと押しする。すると、郵便局長も仕方がないといわんばかりにため息を軽くひとつついて、わかりました。と、渋々了承した。
封筒は当選があらかじめ決定している青封筒である。さすがに、記入漏れは自分のところで厳重に注意しているから、もし落選したとすれば、この一件が原因に違いない。・・・これほど緊張して抽選結果を待ったコミケも当初来ではないか。初めての頃はそれこそ心臓がばくばくするほどであったが、それと同じ気持ちで結果を待っていたのである。
抽選結果はメールと、郵便物で届けられる。郵便が届くよりもメールの方が早いわけであるが、通称当落君は時々バグったりするのでやや心許ない。・・・が、その年は当落君のご機嫌も良かったみたいで、発表前日の夜には当選のメールが届いていたのである。
郵便事故は少ないとはいえ、起こりえるものである。私は、今回コミケの申し込みを通じて実感させられた。いやはや、コミケとはイベントだけでなく、色々な社会経験を積ませてくれるイベントである。
次回、3月サンシャインクリエイション
0 Responses
Stay in touch with the conversation, subscribe to the RSS feed for comments on this post.