わたしのユウカラ(23)


【製品番号】
SSM-023

【キャッチ】
歌が───流れていた。
それは、夜を歌うように緩やかに、愛しい我が子を愛でるように優しく、ただ穏やかに響いていた。

【内容】
1.Insomnia
Chopin(革命のエチュード)、CLANNAD(汐)
2〜4.組曲「ハムスワイユーカラ Hamsuwat i Yukar」
第1楽章 アレグロ・アッサイ
第2楽章 アンダンテ・アマービレ
第3楽章 アンダンテ・コン・モート
うたわれるもの、Air、Kanon、こみっくパーティ、まじかる☆アンティーク、他オリジナル
5.路地の裏、昼寝した日
ToHeart(暮れ行く日)、Air(水溜り・夏影)、ToHeart2( 真夜中の学校で)、Kanon(朝影)他
6.白戦夜行
Kanon(少女の檻)、ToHeart(夢見るロボット)
ほか、ボーナストラック

【発売日】
2007年8月17日発刊

【製作スタッフ(敬称略)】
音楽:富塚舞夏(Crealeap)・永井貴穂・ベルネイジ(N-sanction)
挿絵提供:天夢 森流彩(和)
小説提供:D(かのね屋)
プロデュース:永井貴穂
制作:羊緩眠葉鍵管弦楽団
2007 Crealeap. N-sanction. SheepSlowlySleep. JV
販売:音楽同友会シープスローリースリープ

【スペシャルサンクス(敬称略)】
謝一通、あまね、月猫、KAZU、だい、ごにょーみ、だんちひ、さだとも、たまちゃん、(株)プリントパック
当サークルがお世話になっている皆様!

【コメント】
『ユカウラ』 作:D(かのね屋)
歌が───流れていた。
それは、夜を歌うように緩やかに、愛しい我が子を愛でるように優しく、ただ穏やかに響いていた。
月影の中に浮かぶのは、ひとりの少女。
愛くるしい横顔には似合わないほどの、凛とした強さを纏った瞳。
そして、全てを包み込むような優しい笑顔。
どちらも、少女の年齢には不釣合いのものだった。
それでも、彼女にはそれが似合っていた。

それは、多くの悲しみを乗り越えてきたゆえに。
それは、多くの喜びを分かち合ってきたゆえに。
愛する人を待ち続ける女の顔として、それは相応しかった。

歌は、ただ流れ続ける。
この世の全てのものが、今一時だけでも安らかに眠れるようにと。
愛しいあの人が、穏やかに休めるようにと。
『もう一度、歌って欲しい』
それが、あの人の最後のわがままだったから。
だから──────
────今夜も、いつものように歌は流れ続ける。

【頒布情報】
こちらの作品は各種イベントで配布しております。

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